エクスプレスエントリーに登録してようやく招待状(ITA)が来て、本申請に進めるのですが、
実は、却下されるケースも少なくありません。
エクスプレスエントリー登録時は、自己申告のポイントとなり、ご自身のポイント計算が間違ったまま
永住権本申請に進んでしまうと、もちろん却下となります。
本申請前は、ポイントを再度確認して、必要書類も揃えられるのか確認し、その時の足切り以上のポイントがあればそのまま進んで、ポイントが満たさない場合は、招待状をDeclineしてまた次の抽選まで待つ必要があります。
主な却下の理由は、下記である可能性がありますので、よく確認してみてください。
- パスポートのスキャン漏れ/不備
パスポートの顔写真が載っているページ、入出国時のスタンプもしくはビザのページを
アップロードする必要があります。
- 職種NOCコードが違う場合
カナダが定めているNOCコードによって、職業が分類されています。その職業の職務内容の7割ほど一致していないとその職務経験とはみなされません。そして、雇用レターに必ず反映されなければなりません。
- 学歴査定(ECA)をアップロードしていない場合
カナダ国外の学位や学歴は、ECAと査定を受けていないとポイントとして加算されません。
必ず原本と共にアップロードしなければなりません。
- 無犯罪証明書(PCC)の送付漏れ
エクスプレスエントリーにおいて、18歳以上で6ヶ月以上滞在している国のPCCをアップロードする必要が
あります。PCCは、ご自身の家族や配偶者、18歳以上のお子様のいる場合において提出する必要があります。
- 無犯罪証明書がカラースキャンされていない場合
これは特に求められているのですが、無犯罪証明書(PCC)は必ずカラーでスキャンする必要があります。白黒でスキャンしていたとしても、カラーで提出してください。書類は常にカラーでスキャンするようにしましょう。
- 無犯罪証明書が出国前に発行されている場合
無犯罪証明書は出発1日前であったとしても出国後に申し込む必要があります。(発行日が大切です。
出発前・出発する当日でもなく)そしてPCCが発行された日と書類提出した日の間に帰国してはいけません。
- 期限切れ、もしくは間も無く期限が切れそうなLMIAを提出している場合
- ジョブオファーにおける詳細事項の記述がない場合(パーマネント、フルタイム、シーズン限定ではない場合などの明記がない場合)
この場合は、雇用主に詳細事項の記述のあるジョブオファーを用意してもらいましょう。
- 正式な銀行の書類ではない場合
オンラインバンキングのスクショではなく、銀行に行ってスタンプの入った正式な銀行証明書を発行してもらいましょう。
- フランス語/英語でアップロードされていない資料の場合
フランス語もしくは英語ではない資料は指定された翻訳家によって翻訳しなければなりません。
またカナダ移民局は翻訳家の宣誓供述書を依頼する場合もあります。
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