カナダ留学 Co-op付きプログラムって何?

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皆さんこんにちは。本日はカナダ留学でよく聞くCo-opプログラムについてお話しします。

Co-opとは就労体験付きのプログラムのことです。Co-op付きのプログラムを選ぶと、座学に加え現地企業で有給の就労体験ができるんですね。

あくまでも、学生ビザに付随してくる就労ビザがCo-opとなりますので、Co-opビザだけの申請は不可です。

実際に座学で学んだことを実就労経験として活かせるので日本人の方にもとても人気のプログラムです。本日はこちらのプログラムについて詳しくみていきます。

どのような学校でこのプログラムが受けれるのでしょうか?

私立・公立問わず、多くのカレッジでCo-op付きのプログラムを提供しています。
例えば、バンクーバーの私立カレッジですとILAC、SELC、Ilsc、VGC、Arbutus Collegeなど。語学学校に併設されている私立のカレッジでも提供している学校が多くあります。

公立ですとLangara College、Vancouver Community College、Kwantlen Polytechnic University など。

例えばIlacでは30週間の座学の後に30週間のCo-opが可能なプログラムを提供しています。

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https://ilacinternationalcollege.com/communication-service-essentials/

プログラム参加にあたって必要な条件は?

Co-opは現地企業で就労するということもあり、ある程度の英語力が必要になります。学校によって必要な英語のスコアは異なりますが、公立カレッジだと大体IELTS6.5が必要になります。

私立カレッジの場合、座学期間の入学に必要な英語力がやや低く設定されている場合もあります。

またワーホリと違い、Co-opプログラムには年齢制限はありませんので、すでにワーホリビザを使ってしまった方や、ワーホリの対象から外れてしまっている方でもプログラムに必要な条件(英語力など)を満たせば参加することができます。

どのくらいの時間就労できるの?

通常フルタイムの学生は、週に20時間までの労働が認められています。
Co-opの期間はこれが40時間まで就労できるようになるのです。
ですから例えば時給が$15だとすると

$15 × 40(時間) ×4週 = $2,400/月 くらい稼げるようになるんですね。

留学生にとっては大きな収入源です。(ちなみにBritish Columbia州ではCo-opは有給と決められています。)

どのような企業で就労体験を行うのか?

これは学校によって様々ですが、基本的には自分で働きたい企業で働くことができます。学校によっては、業種やポジションがある程度指定される場合もあります。

基本的には授業の一貫という位置付けですので、自分が行なっているプログラムに関連した職業である必要があります。またCo-op期間中も定期的に学校にレポート等を提出する必要がある場合がほとんどです。

自分で就職先を見つけるの?

これも学校によって変わってきます。面接の企業を〇校までアレンジしてくれる学校やいくつかの提携企業を持っている学校もありますが、面接先は自分で探さなければならない場合もあります。その場合でも学校にいくつかの企業をよんで日本の合同説明会のような企画を開催してくれる場合が多いです。学校側も授業の一部としてしっかりサポートしてくれます。

Co-op付きのプログラムを選ぶ際は、学校がどのような仕組みでアレンジしてくれるのか事前に確認しましょう。

Co-opビザの申請料はいくら?

学生ビザに付随してくる就労ビザがCo-opとなりますので、学生ビザの申請料($150)+バイオメトリックス($85)のみで、Co-opには就労ビザ申請料としての追加料金はかかりません。学校によってですが、Co-op就職先斡旋料(co-op placement fee)がかかる場合が多いですので、確認しましょう。

Co-opビザも申請したら、学生ビザ審査は時間がかかる?

学生ビザ単体で申請しても、Co-op付きの学生ビザの申請も審査時間としては、大差は無いようです。

Co-opで働いた企業に就職することはできるの?

可能性は十分にあります。カナダは日本のように、卒業生が一斉に就職活動を行うということはありません。コネクションを作っておくとそれが就職に繋がる、ということは多々あります。Co-op中のパフォーマンスを評価してもらえればそのまま採用してくれる企業もありますので、卒業後にカナダでそのまま就労を考えている方は、現地企業とコネクションを作るとても良い機会になります。

どのくらいの期間Co-opできるの?

プログラムによりますが、Co-opは最大で座学と同じ期間就労ができます(例座学が6ヶ月の場合はCo-op期間は6ヶ月まで可能)。学校によっては、4ターム座学のあと、最終タームをCo-opとしている場合もあります。

Co-opの期間は永住権申請の際に、就労体験としてカウントされるの?

残念ながらCo-opの期間はあくまで学校のプログラムとして見なされますので、連邦の永住権申請(エクスプレスエントリー)の就労経験にはカウントされません。ただ、Co-op期間中に就労した企業がスポンサーになって、LMIA(就労ビザ)をサポートしてくれる可能性があったりとCo-opを行うことで将来の永住権申請時に有利になる可能性はありますね。

また、BCPNPのスキルドワーカーカテゴリーを狙う場合はCo-opの期間がカウントされますが、自分が応募する職業と関連した業種でのCo-opである必要があります。

例えば、日本でsoftware developerの職歴が3年あり、カナダでCo-op付きのプログラム半年座学+半年co-opを受講。Co-op先の企業が、BCPNPのスポンサーになってくれて、BCPNPスキルドワーカーカテゴリーで永住権申請。なんてこともありえます。

また、確実に永住権の取得を考えられている方は

2年の公立カレッジプログラム卒業(Co-op付き)→卒業後、そのままCo-op先へ就職、3年間の就労

となると、永住権申請時のポイントが加算されやすくなりますね。
(Co-op無しのプログラムでも、ポスグラビザが発行されるプログラムを修了すれば最大で3年間就労ができますが、卒業前の最後のタームに就職活動も同時に進める必要があり、Co-op付きで働き口が見つかった場合はその分の就労移行がスムーズになるということです。)

以上Co-opプログラムについてのお話でした。
弊社ではCo-op付きのプログラムを持っている複数の学校と提携がありますので、もし興味のある方はぜひお問い合わせください😌📩

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